市長のブログ(平成25年9月)

公開日 2015年07月21日

更新日 2015年07月21日

9月30日(月)

「ツタンカーメンの衣装展」内覧会

 以前にもお話ししましたが、羽生市内の武州中島紺屋さんで10月2日(水)から12月25日(水)まで開催される「ツタンカーメンの衣装展」の内覧会が9月28日(土)に開催され、ご案内を頂き出席してきました。 
 当日は、スウェーデン大使館をはじめ、野中衆議院議員、諸井県議会議員、柿沼県議会議員など多くの方々が出席して下さり、内覧会に花を添えて頂きました。 ツタンカーメン王の衣装復元プロジェクトは、1990年にスウェーデンで発足し、中島紺屋の中島安夫さんが藍染めで協力し、この度の日本での衣装展の開催につながったものだそうです。 
 内覧会には、スウェーデン側の復元責任者のクリスティーナ・リナルドさんという方が出席して下さり、3300年前のツタンカーメンの時代をスライドを使い解説して下さいました。展示された衣装はどれもきらびやかな中にも伝統美を感じさせる素晴らしいものばかりで、3300年前の服飾技術に深く感銘いたしました。この「ツタンカーメンの衣装展」を通じ、武州正藍染の振興と藍のまち羽生の知名度向上に期待しております。
 ぜひ皆さんも10月2日以降訪れてみてください。日曜・祝日は休館で入館料1000円です。

9月26日(木)

埼玉県知事面会

 9月24日火曜日、上田 清司埼玉県知事に今年の「ゆるキャラ(R)さみっとin羽生」の招待状をお渡ししに行ってきました。当日は、羽生市選出の諸井県議も同席して下さいました。観光立県を提唱する上田知事は、羽生市で開催するこのイベントに事の他、注目して下さっており、世界7カ国からの参加がある事や市民の力でギネス記録に挑戦することなどを報告したところ、県内屈指の素晴らしいイベントであり、ぜひ頑張って欲しいと言って頂きました。その後、宍戸知事特別秘書、関東農政局、NHKさいたま支局、埼玉新聞社を訪問し、「ゆるキャラ(R)さみっとin羽生」をよろしく!とPRさせて頂きました。11月24日には、「ゆるキャラグランプリ」の発表もありますので、みなさん、「ムジナもんと仲間達」に投票をよろしくお願いします。

 あだたら高原少年自然の家へ感謝 

 9月25日、福島県二本松市を訪問しました。目的は、昭和51年1月に開設した「あだたら高原少年自然の家」を老朽化により平成24年7月に解体しましたが、土地を国に返還するため、今年の6月にアカマツやケヤキなど1,274本を植えましたので、その生育状況を視察するためです。植林した木もしっかりと根付いており、羽生の子どもたちが成長したように大きく成長してもらいたいものです。
 私も市内の小学校に勤務していたときに、何度も「あだたら高原少年自然の家」を訪れました。建物はもうありませんが、子どもたちが楽しく過ごした食堂や寝室のあった場所を思い出し、とても懐かしく感じました。約35年間、市内の小・中学生延べ26万2千人が共に過ごした場所に立つと、「長い間ありがとう」という気持ちで胸がいっぱいになりました。
 また、長年お世話になりました二本松市の三保市長と福島森林管理署の冨永署長にお会いして、感謝の気持ちを込めてお礼のあいさつをしてきました。本当にありがとうございました。

9月20日(金)

羽生南小学校鼓笛隊パレード

 秋の全国交通安全運動が、9月21日から9月30日までの10日間にわたり実施されます。今日、20日は、この運動に先がけ、羽生南小学校校庭で出発式が行われ、市内の交通安全を祈って南小学校児童鼓笛隊による、交通安全パレードが行われました。
 このパレードは、毎年秋の全国交通安全運動において、羽生北小学校と羽生南小学校の鼓笛隊が交互に行っているもので、今年は南小学校鼓笛隊を先頭に交通安全対策協議会の皆さんなど約300人が南小学校から市民プラザまでパレードを行いました。快晴の青空の下、往復約1時間30分、鼓笛隊が元気に演奏をしてくれました。
 今回の運動の基本方針は、「子どもと高齢者の交通事故防止」埼玉県の重点目標は「自転車の安全利用の推進」、羽生市の重点目標は「自転車と高齢者の交通事故防止」を掲げております。
 これから行楽シーズンを迎えますが、交通事故は、歩行中、自転車乗車中、バイクや車の運転中いつでも巻き込まれる可能性がありますので、皆さんも充分お気を付け下さい。

9月19日(木)

市議会について

 9月定例市議会については、過日も報告を兼ねてお知らせしたところですが、市議会の概要についてお話ししたいと思います。
 市議会は、年4回(3月、6月、9月、12月)開かれる「定例会」と、必要に応じて開かれる「臨時会」があり、市長が招集します。議員全員の会議を「本会議」といい、市の仕事について質問(9月11日、12日に行われた一般質問です)したり、市長の提出する議案について話し合い(9月10日に行われた議案質疑です)市議会としての最終的な意思を決定します。ただし、市の仕事は、範囲が広く複雑化しているため、本会議で決める前に議員が小さなグループに分かれて、提出議案などを専門的に調べたり、話し合いをします。この会議を「常任委員会」といいます。羽生市議会には、総務文教委員会(定員7名)と都市民生委員会(定員7名)の2つの常任委員会があります。 
 総務文教委員会では、主に総務部、企画財務部、経済環境部、教育委員会などの議案を協議し、都市民生委員会では、市民福祉部、まちづくり部、消防本部などの議案を協議します。この常任委員会は、9月13日、17日、18日、19日と4日間にわたり行われ、26日の最終日を迎えることになります。  
 今後も折りに触れ、市議会のお話をさせて頂きますが、皆さんも「市議会だより」をご覧いただき、ご理解を深めて頂きたいと思います。

9月18日(水)

敬老会の中止

 市では、9月16日の敬老の日、市内各地区において敬老会を予定しておりました。しかしながら、この度の台風18号の接近により参加される皆様の安全を考慮し、当日朝6時にやむなく中止を決定させて頂きました。 
 私は、毎年各地区を順番に回らせて頂いており、今年は井泉小学校体育館に出席する予定でしたが、敬老会を心待ちにしていた皆さんとお会いできなかった事がとても残念でした。この場を借りて、あらためて、心からお祝い申し上げますとともに、どうかいつまでもお元気で、心豊かな人生を送って頂けますよう願っております。  
 また、主催者側であります、社会福祉協議会各支部長さんをはじめ、支部役員の皆様方には、直前の中止にもかかわらず、ダイヤモンド婚や金婚を迎えられたご夫婦をはじめ、約6,900人の対象者の方々に記念品を迅速にお届けいただきました事、深く感謝いたします。 
 私は、関係者皆様の高齢者の方々に対する、慈愛に満ちた思いやりの心に感銘を受けるとともに、あらためて羽生市の地域の底力を心強く感じました。

9月17日(火)

台風18号

 台風18号による羽生市の被害状況については、9月15日午前6時から9月16日午後2時までの総雨量は104ミリで、120名の職員体制で万全を期しましたが、建物浸水や道路冠水などの被害はほとんどありませんでした。
 しかし、近隣の熊谷市、行田市、群馬県みどり市などでは、突風被害により家屋の全半壊や負傷者も出ており、あらためて自然災害の脅威を感じたところです。 大型の台風18号は、9月16日午前8時ころ愛知県に上陸し、日本列島を縦断しました。21府県、約60万世帯に避難指示・勧告が出され、気象庁では初となる「大雨特別警報」が京都府、滋賀県、福井県に発令されました。 
 今回、近畿地方に大きな被害が出た要因は、日本海から近畿地方に停滞した秋雨前線に台風による湿った南風が吹き込み、前線の下の地域に未曾有の大雨を降らせたもので、この前線が停滞する位置によっては、関東地方が豪雨となる可能性もあります。
 一般的に台風の風雨は、進行方向の左側が豪雨、右側が暴風と言われておりますので、台風の進路予想を確認する際注意して下さい。  
 今日は、台風一過の青空が広がっておりますが、南海上には、すでに台風19号が発生しております。今回の各地の被害は、明日は我が身と考え防災に努めるとともに、台風18号によりお亡くなりになられた方々や被災された方々に心よりお悔やみを申し上げます。

9月13日(金)

カスリーン台風と「治水の日」

 皆さん、9月16日は何の日かご存知ですか。この日は、「治水の日」といって昭和22年に関東地方がカスリーン台風による、未曾有の大洪水に被災した日です。 今日は、この「治水の日」式典として、加須市のカスリーン公園で開催されたカスリーン台風の犠牲になった方々のご冥福をお祈りする、「慰霊式典」と被災の教訓を後世に語り継ぐための「継承式典」に出席しました。 
 昭和22年9月16日、カスリーン台風は、日本列島に停滞した秋雨前線を刺激し、台風による総雨量で熊谷338ミリ、秩父610ミリなどの記録的な豪雨をもたらしました。
 利根川本川では、東村(旧大利根町)の堤防が340メートルにわたり決壊し、その濁流は東京都葛飾区や荒川区まで浸水させました。この洪水による当時の被害総額は70億円、浸水家屋は303,160棟にもおよび、1,100人の尊い命が犠牲になったそうです。  
 羽生市は自然災害が少なく安全なところですが、利根川の洪水には注意しなければなりません。現在の利根川は堤防も拡幅され、さらに、国土交通省により継続的な堤防強化事業が進められておりますが、羽生市も水防団と連携し、さらなる防災に心掛けたいと思います。 
 なお、現在台風18号が日本列島に接近中ですが、予想では16日に最接近しそうです。市も土嚢やバリケード、職員体制を整え対応しますので、皆様も十分ご注意ください。

9月12日(木)

9月定例市議会一般質問2日目

 昨日に続き、今日は市政に対する一般質問が3名の市議会議員から6項目にわたり行われました。いくつかの質問と答弁内容をお知らせします。   
 ひとつは、東北道上り線の羽生パーキングエリアのリニューアルに伴う最新情報を伺うというものでした。東北道上り線の羽生パーキングエリアが今年12月のリニューアルオープンを目指し改装中である事、改装のテーマは、「江戸」で「鬼平犯科帳」とのコラボによるものであり、ネーミングも「鬼平江戸処」である事、羽生市としても連携・協力をお願いしている事などを答弁しました。 
 他には、「子どもたちが涼しめ、水に親しめる施設について」という質問があり、幼児や未就学児が安心して水遊びができる施設を造って欲しいというものでした。市内には、利根川取水口葛西親水公園がありますが、幼児が水遊びができるような公園ではない事、幼児の水遊びというと、市役所西側の平和公園の噴水がメッカで、この様な場所のニーズが高い事は以前から感じていた事、そして、多くの家族連れで賑わう三田ヶ谷農林公園に水遊びができる噴水やミストなどの施設ができないか実施に向けて前向きに検討を進めると答弁いたしました。 
 また、「行政組織の在り方及び配置について」という、市民プラザの有効活用やプラザ内の行政組織の配置についての質問がありました。  
 商工課と商工会が市民プラザ内で連携を図ることにより、中心市街地活性化を図りたいと考えている事、いずれは市民プラザの管理運営は民間企業も視野に入れ、指定管理者を導入したいと考えている事などを答弁しました。

9月11日(水)

9月定例市議会一般質問

 昨日の議案質疑に続き、今日は市政に対する一般質問が4名の市議会議員から7項目にわたり行われました。  
 その中で、「行政運営の考え方について」という項目で3点質問を頂きました。 1点目は「富士河口湖町との観光・経済協定締結の意義について」という質問で、4月20日に調印した協定の期待される効果、今後の取り組みについてでした。 2点目・3点目は、3月議会で議論され、今年度の予算執行は凍結も含め、慎重に対応することとなった「ゆるキャラのギネス記録挑戦について」と「ミルブレー市との姉妹都市締結について」でした。 
 はじめに私が登壇し、3点目の「ミルブレー市との姉妹都市締結について」に答弁しました。私はかねてよりアメリカの都市との交流を考えており、これにより市民、特に子どもたちの国際交流の選択肢が拡大でき、真の多文化共生と国際的な相互理解が図れると考えている事、10月には、市民団体主催のアメリカ視察に自費参加し、ミルブレー市に立ち寄り、経緯説明をしたいと考えている事、そして、羽生市の将来を見据えた交際交流を信念を持って進めたいと考えている事などを答弁しました。  
 次に経済環境部長が登壇し、1点目・2点目について答弁しました。「富士河口湖町との観光・経済協定締結の意義について」は、協定締結以降、順調な交流を継続しており、お互いのイベント参加を通じ、良いパートナーになりたいと考えている事、西湖に生息する「クニマス」を羽生市に展示するために、さいたま水族館と共に「クニマス・プロジェクト」を立ち上げた事などを答弁しました。  
 「ゆるキャラのギネス記録挑戦について」は、3月議会以降、一度はギネス挑戦をあきらめかけたが、実行委員たちの「今やらずにいつやるのか?」という熱意により予算無しで進めることになった事、ギネス関係費用は、実行委員自ら企業を回り、それを意気に感じた大手企業が協賛して頂ける事になった事、ギネス記録による羽生市のPR効果は絶大である事などを答弁しました。 
 明日は、一般質問2日目となり、3人の市議会議員が一般質問を行いますので、主な質問と答弁内容をお知らせしたいと思います。

9月10日(火)

9月定例市議会

 9月3日から9月26日までの会期で、9月定例市議会が開かれております。 本日9月10日は、今議会に上程された議案に対する質疑(議案質疑)が延べ7名の議員から13項目にわたり行われました。 
 主な質疑及び答弁を幾つかご紹介しますと、まず、議案第54号平成25年度羽生市一般会計補正予算に関連して、通学路の工事請負費について、工事個所の選定方法、今後の通学路整備計画等の質疑がありました。 
 これについては、近年連続発生した通学路での交通事故対策として緊急に行うもので、各学校がPTAと連携して点検した通学路の点検個所から、3中学校エリアごとに危険個所を選定して工事を行う事、さらに今後も各学校やPTAと協議しながら危険個所を順次対応していく事などを答弁しました。  
 また、議案第62号羽生市清和園の指定管理者の指定について、経費の節減や入居者の利便性、運営の効率化の検討内容はどうだったのかという質疑がありました。清和園は、市の運営する養護老人ホームですが、第5次羽生市行政改革大綱にアウトソーシングの推進として指定管理者の導入が位置づけられています。この経過の中で、平成26年度からの指定管理者を募集し、選定委員会を経て、社会福祉法人さきたま会を候補者として選定した事、市の運営時よりも約30%の経費削減が見込める事、入居者の利便性は、候補者が専門的なノウハウを持っているので期待できるという事などを答弁しました。 
 最後に議案第60号土地開発公社の解散について、なぜ今解散なのか、これからのまちづくりの手法をどうするのか、という質疑がありました。土地開発公社は、将来的な開発などのために土地を先行取得するなど、市のまちづくりを支えてきた組織ですが、地価下落による保有資産価値の下落など、その存在意義は薄れてきました。市としても近年、解散を検討してきましたが、今年度、割賦償還金を一般財源で対応する目途がつきましたので、今議会に上程したという事、今後の開発手法は、埼玉県企業局との連携や都市計画法第34条第12号に基づく北袋地区の指定拡大、土地区画整理事業等で対応が可能であるという事などを答弁しました。 
 明日からは、2日間一般質問が行われますが、これからも折りに触れ、身近な議会質問やそれに対する市の考え方などをお知らせしていきたいと思います。

9月5日(木)

知事のとことん訪問

 上田埼玉県知事は、「知事のとことん訪問」と称して県内の自治体の視察を随時行っています。本日、9月5日は当羽生市を訪問して頂きました。視察場所は2か所。上手子林地内の㈱キットセイコーと下岩瀬地内の埼玉純真短期大学を見て頂きました。 
 ㈱キットセイコーは、あの小惑星探査機「はやぶさ」の特殊宇宙事業用ネジを開発し提供したことで一躍有名になった企業です。知事と共に田邉社長のお話しを聞かせて頂きましたが、すでに40年前から宇宙事業に協力してきたそうです。それは、耐久性と軽量化を極限まで追い求めるものであり、その中で培った企業理念は、「小生産多品質」、人の力による製品づくりであったとの事でした。そのため、何よりも従業員との信頼関係を大切にし、やる気を引き出す努力をしており、結果として景気の変動に左右されない企業であるとの事で、上田知事も非常に感銘を受けたようでした。 
 ちなみに、従業員は、奥様の誕生日には、半強制的に休ませるそうです。素敵な会社ですね。  

 次に知事が訪れたのは、埼玉純真短期大学です。羽生の地に開校し、今年で30周年を迎えました。当大学では羽生市とともに、保育所から大学までの教育機関が連携し、子ども達の学びの場を広げる、「羽生市学びあい夢プロジェクト」を実践して頂いております。今日も市内三田ヶ谷小学校の生徒達が訪れており 保育士や教諭を目指す学生達とともに学んでおりました。近年、埼玉純真短期大学の入学希望者が急増している理由について藤田学長に聞いたところ、キャンパスの徹底した美化、気品や優しさの創出を大事にしており、何よりも地域や学生本人達との連携による改善が要因ではないかとおっしゃっておりました。例を挙げますと、防音個室のピアノ練習室を設置したり、カフェレストランを設置して、地域の方も食事ができるようにオープンキャンパスを実施したりと常に工夫を凝らしているそうです。上田知事も個室でピアノを練習する生徒達を興味深く見守っておりました。  
 皆様もぜひ、埼玉純真短期大学のカフェレストランをご利用ください。お手頃価格で美味しいですよ。

9月4日(水)

羽生市立東中学校視察

 9月3日火曜日、午後1時から約1時間、今年の7月20日から8月30日までの工期で実施した東中学校A棟大規模改修工事の完了に伴う視察を行いました。東中学校A棟は、昭和55年に建築され、約33年が経過し、老朽化が目立っておりました。リニューアルされた校舎は、アイボリーの外壁が美しく清潔感に溢れていました。校舎内部も大規模改修という事で、床の張り替え、内壁の塗り替え、すべての黒板のリニューアルと中もピカピカでした。特に車いす対応になったトイレは明るくきれいで、生徒たちも喜んでいる事と思います。 
 さらに特筆すべきは、屋上に太陽光発電装置を設置した事です。面積123  ㎡に太陽光パネル72枚を設置し、発電量は20kw/hで、東中学校の照明類の電気を賄っており、発電量が一目でわかるモニターパネルが、1階に2か所設置されていて、生徒達が興味深々で見入っておりました。この太陽光発電装置を設置する大規模改修工事は、文部科学省の補助対象事業となっており、総工費3億660万円の内、国庫補助金を1億1,152万4千円頂き、市の予算を縮小する事が出来ました。来年度は、もう一方の昭和56年建築のB棟大規模改修を実施する予定です。
  今後も、子ども達の良好で安全な学習環境整備を計画的に進めてまいりますので、生徒諸君は、勉学・スポーツに一生懸命取り組んで下さいね。

9月3日(火)

竜巻被害

 9月2日午後2時過ぎ、越谷市周辺で竜巻とみられる激しい突風が発生し、多数のけが人や394棟にもおよぶ住宅被害など大きな被害が出ております。埼玉県は災害救助法を適用し、羽生市消防本部も「埼玉県下消防相互応援協定」による越谷消防本部からの出動依頼を受け、緊急消防援助隊として消防ポンプ車及び緊急車両に5名の隊員を編成し派遣しました。 
 近年、首都圏での竜巻被害が多い気がします。記憶に新しいところでは、昨年5月の茨城県で1名が亡くなった竜巻被害があります。平成21年7月には、お隣の館林市で竜巻が発生し、多くの住宅損壊被害が出ております。当羽生市においても、平成13年8月に須影地区内で竜巻が発生し、屋根瓦が飛ぶなどの住宅被害が数件出ております。竜巻は発生予測が困難であることから、被害想定も難しい災害ですが、竜巻注意報などを活用し防災に努めていきたいと思います。この度の竜巻被災者の方々の生活の一日も早い復興を願うばかりです。

産地産業振興ゼミナール

 9月1日から9月2日、羽生被服協同組合、羽生衣料縫製協同組合、武州織物工業協同組合の三組織により構成される、産地産業振興協議会主催によるゼミナールで講演するため山梨県富士河口湖町を訪れました。富士河口湖町には、今年の4月20日に「観光・経済交流協定書及び災害時相互応援に関する協定書」を締結してから初めて訪問しました。やはり6月22日に世界文化遺産に登録された富士山の景観は素晴らしく、湖畔、ホテル、露天風呂どこから見てもその美しい姿に幸福感を覚えました。  
 2日には、渡邊(わたなべ) 凱保(よしやす)町長をはじめとする町幹部の方々を表敬訪問し、幻の魚「クニマス」の展示の話や羽生市の商工祭り、ゆるキャラ(R)さみっとへの参加の話など今後の交流についてとても有意義な時間が持てました。皆さんも羽生市と縁を結んだ富士山の麓の富士河口湖町、ぜひ訪れてみてください。