農作業事故防止について

公開日 2015年03月19日

更新日 2015年03月23日

農作業事故防止について

更新日:2015年3月19日
 

農作業事故防止について

 日本全国の農作業中死亡事故は、年間約400件発生しており、埼玉県内では年間平均約6人(過去10年)の死亡事故が発生しています。
 また、事故の多くはトラクターの機械操作ミスなどによる転倒や転落によるもので、特に60歳以上が約8割を占め、さらに増加する傾向にあります。農作業事故が発生しないよう、一人ひとりが安全に農作業に取り組むことを心がけ、特に高齢者についてはご本人だけではなくご家族も注意するようにしましょう。

農作業安全のポイント

(1)トラクタは安全フレーム・キャブが装着されたものを使用

 乗用トラクタについては、転倒時に空間を確保するための安全フレーム・キャブが必要です。ない場合は装着しましょう。なお、ヘルメット、シートベルトも同時に装着します。

(2)農作業に関する危険意識の再確認

 農作業安全に関する講習会等も行われていますので、積極的に参加し危険性の再確認を行って下さい。
 また、高齢者の方は御自身の体力や反射力を日頃から確認し、身体能力に合わせた農作業を行いましょう。

(3)歩行型トラクタでの作業時は周辺注意

 歩行型トラクタ作業時は、周辺、特に後方に注意して作業を行いましょう。

(4)点検修理時にはエンジン停止

 つまりを除去したり、日常点検や修理を行う際には、必ずエンジンを止めてから行いましょう。

(5)作業に行くときは家族に声をかけてから

 1人で作業に行くときは、家族等にどこでどんな作業をしているか、分かるようにして行きましょう。

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 農業機械は作業の能率を高めるために欠かせないものですが、常に危険と隣り合わせであることを忘れると、慣れや見込みによる事故の原因となってしまいます。
 これらのことを守り、農作業事故を起こさないよう日々注意を怠らずに、農業にいそしんで下さい。

関連情報

農作業事故防止対策(農林水産省リーフレット)[PDF:384KB]

お問い合わせ

経済環境部 農政課
住所:埼玉県羽生市東6丁目15番地
TEL:048-561-1121
FAX:048-563-4329

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