公開日 2015年12月11日
更新日 2015年12月11日
収れん火災とは・・・?
虫眼鏡や鏡などによって太陽の光が一点に集中してしまうと、その熱により発火し火災になってしまうことがあります。
1 収れん火災の事例
≪事例1≫
ビルのミラーガラスに反射した太陽の光が、路上に置かれていたバイクのシートに収束して火災を引き起こした。
≪事例2≫
材木置場に置かれていたネコ避けのためのペットボトルが、太陽の光を収束させ火災を引き起こした。
2 収れん火災を未然に防ごう
❢ 外出するときは、カーテンを閉めて室内に太陽の光を入れないようにする。
❢ 太陽の光が室内のどこまで入ってくるのかを確認し、「収れん火災」の原因となるものを置かないようにする。
≪収れん火災の原因になりやすい身近なもの≫
・ペットボトル
・花瓶・金魚鉢
・ステンレスボウル
・自動車のアルミホイール
・メガネ・ルーペ
・凹面鏡
・水晶玉
・窓に貼り付けた透明な吸盤
光が集まることで起こる「収れん火災」は、日差しの強い昼間や夏よりも、太陽の位置が低くなり光が部屋の奥に入ってきやすい夕方や冬場に比較的多く発生しています。また冬場は乾燥しているため、火災が発生すると燃え広がりやすいので特に注意が必要です。「収れん火災」は、条件がそろえばどこでも起こりうる火災です。今一度、身の回りを確認して火災の予防をしましょう!
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