公開日 2019年04月16日
更新日 2019年04月16日
羽生市内の住宅において、身元不明の業者の訪問販売により、消火器の購入をさせられた事案が発生しました。
不審な訪問販売員が来ましたら、購入はせずに警察や消防にご連絡下さい。
また、埼玉県内では、消防職員を名乗り消火器や住宅用火災警報器の販売、点検を行うなどと住宅に上がり込み、
室内を物色されるといった被害が増加しています。
羽生市内での消火器等の不正取引事例
事例1
一般住宅に作業服を着た男性2名が「消防署です。住宅用火災警報器の点検に来ました。」と家人を信用させ、家に上が
り込み、1名が家人とともに2階の住宅用火災警報器の点検を行っている間に、別の1名が1階のタンスから現金を盗み、
「異常ありません。」と伝え立ち去った。
消防職員が住宅用火災警報器の点検や販売を行うことはありません。このような手口で訪問する業者に対しては、その場ではっきりと断り、家の中に絶対に入れないようにしましょう。
事例2
共同住宅の1室に住む高齢の大家宅に男性1名が訪問し、「共同住宅の消火器2本が空になっている。」と言って新しい
消火器への交換を勧められた。
大家が「交換費用がないから、また来てください。」と答えると、そのまま立ち去った。(被害なし)
消防用設備等の点検業者の身分を確認し、悪質な点検業者による点検ははっきりと断りましょう。また、一般住宅に設置する住宅用消火器については、詰替え、点検の義務はありません。
被害に合わないために!
・身分証明書の提示を求めましょう。
・不審な点があればはっきり断りましょう。
・訪問販売者を、安易に家の中に入れないようにしましょう。
・相手が脅迫行為にでた場合は速やかに警察に通報しましょう。
・消防署では、消火器の販売・点検の斡旋、防災グッズの送付は一切行っておりませんので、疑問が生じた場合はすぐに消防署、警察署へご相談ください。