新規指定文化財の紹介

公開日 2018年05月18日

更新日 2018年05月18日

「木造大黒天立像 付 厨子」が市指定有形文化財(彫刻)に指定されました!

 

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 平成30年2月20日付けで、尾上朝雲(朝運)が制作した彫像「木造大黒天立像(もくぞうだいこくてんりつぞう) 付(つけたり) 厨子(ずし)」が、市指定有形文化財(彫刻)に指定されました。
 尾上朝運(おのうえちょううん)は、文化4年(1807)に下村君村(しもむらきみむら・現羽生市)に生まれ、18歳の頃から彫刻の道に精進したと伝えられています。明治元年(1868)に死去するまで、多くの彫像の制作・補修を手がけました。
 今回指定された「木造大黒天立像 付 厨子」は、台座に「文政十亥年 正月吉日 行盛 佛師 當所朝運」と墨書されていることから、朝雲が20歳のときに手がけたことがわかります。また、厨子の背面外側には「佛師 朝運 俗名尾上卯七」とあり、朝雲は若い頃に「卯七」と名乗っていたことも明らかになりました。朝雲の技量や経歴を明らかにする貴重な資料ということから、市指定文化財に指定されました。