さくらねこ無料不妊手術事業について

公開日 2022年02月01日

更新日 2023年05月23日

飼い主のいない猫についての苦情や相談が数多く市に寄せられています。
このようなことから、羽生市では、公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで,繁殖を防止し,「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ,飼い主のいない猫に関わる苦情や,殺処分の減少に寄与する活動です。

「公益財団法人どうぶつ基金」ホームページはこちら(外部サイト)

 

さくらねこ無料不妊手術事業について

市がどうぶつ基金が発行する無料不妊手術チケットの交付窓口となり、市民(個人、ボランティア団体など)に配布し、どうぶつ基金の協力病院で飼い主のいない猫に不妊手術をしていただくものです。
不妊手術およびワクチン・ノミ駆除薬の費用はすべて公益財団法人どうぶつ基金が負担しています。

ご利用方法は、下記のリンクをご覧ください。

 

チケット利用の流れ


羽生市さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)利用取扱要領[PDF:116KB]

①地域の猫が飼い主のいない猫であることを確認し、エサやりの場所や、トイレの設置場所を決めます。

②健康づくり推進課でさくらねこ無料不妊手術チケット申請書[DOCX:19.2KB]により無料不妊手術チケットの申請をします。

③申請受領後、審査を行い、無料不妊手術チケットの交付決定通知書をお渡しします。
※チケットの数には限りがあるため、すぐにチケットをお渡しできない場合があります。

④チケットの受領後、飼い主のいない猫を捕獲します。

どうぶつ基金の協力病院に不妊手術の予約をし、無料不妊手術チケットを利用する旨を伝えます。

⑥手術当日、無料不妊手術チケットを持参し協力病院で手術を受けます。

⑦猫を元居た場所に戻し、エサやりやトイレの管理など適切な管理をします。

さくらねこ無料不妊手術チケット利用報告書[DOCX:19.4KB]を市に提出します。
 利用しなかったチケットは必ず市に返却をお願いします。

※公益財団法人どうぶつ基金が発行する行政枠手術チケットには限りがありますので、ご希望どおりに配分できない場合もあります。

※協力病院でのチケット使用時に、運転免許証などの掲示による本人確認が必要となります。なお、手術費用およびワクチン代・ノミ駆除代はチケット利用により無料となりますが、それ以外の処置(持続性抗生剤注射等)を希望される場合、その費用は自己負担となります。
 協力病院に事前にご確認ください。

 

チケットの配布対象


・市内に生息する飼い主のいない猫に不妊手術を施し、上記活動を行うことができる方。
・市内の多頭飼育崩壊現場で、地域の公衆衛生上特に市長が必要であると認める場合であって、猫に不妊手術を施し、その後適切な管理ができる方。

※以下の猫はチケットの配布対象となりません
・里親に出す予定の飼い主のいない猫
・飼い猫にする予定の飼い主のいない猫
・以前飼い主のいなかった猫であり、現在は飼い主のいる猫
・そのほかチケットの使用が適当と認められない飼い主のいない猫

 

さくらねこ不妊手術の実施結果

年度 手術頭数
令和3年度 19頭
令和4年度 67頭

 

公益財団法人どうぶつ基金について

公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導や動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的に、各種事業を行う団体です。

 

さくらねこについて

不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらのようにV字カットした猫とのことを言います。これにより、同じ猫が再び手術されるのを防ぐことが出来ます。
さくらねこを見かけた際は、やさしく見守ってください。

 

その他

市は、飼い主のいない猫等に対する不妊手術に関して生じた事故について一切の責任を負いません。
飼い主のいない猫であることを十分に確認してから、上記活動を実施してください。

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